2005年に北海道大学獣医学部を卒業後、ひょうたん山動物医療センターに勤務。小動物の一次診療に従事する。その後、酪農学園大学附属動物医療センターでの腫瘍科および麻酔科研修医を経て、酪農学園大学大学院博士課程に進学。2011年から2015年にかけて獣医麻酔学に関する研究に携わり、博士号（Ph.D.）を取得。
2016年から2019年まで「どうぶつの総合病院」に勤務し、麻酔科・ペインクリニック科での診療に従事。その後、北海道大学附属動物医療センターに特任助教として着任し、麻酔・集中治療を担当。2021年から現在までは准教授として、動物医療における麻酔学や集中治療の教育と研究に取り組んでいる。加えて2023年には、日本獣医麻酔外科学会 動物麻酔技能認定医（チャーターメンバー）を取得、RECOVER BLS/ALSコースを修了。専門的な資格取得を通じて獣医麻酔学と集中治療学の発展に貢献している。また、Hemodialysis Academy 2022を修了するなど、新しい技術や知識の導入にも積極的に取り組んでいる。