Dr. Xiu Ting Yiew は、米国獣医救急集中治療専門医（ACVECC）ディプロメイトであり、カナダ・グエルフ大学オンタリオ獣医大学（Ontario Veterinary College, OVC）臨床学科の助教授。2013年にマレーシア・プトラ大学獣医学部でDVMを取得し、大学附属動物病院で2年半勤務した後、OVCにて救急・集中治療学のレジデンシーと博士課程を組み合わせた3年間のプログラムを修了。2019年にACVECC認定を取得し、その後の短期ポスドクを経て、2020年にOVCの教員に着任。

救急・集中治療領域には、スピード感とアドレナリンの高まり、瞬時の判断を求められる環境、多様な症例や救命処置に携われる点に強く惹かれている。臨床に加え、教育および継続教育にも情熱を注ぎ、北米各地で講演やワークショップを担当。臨床および研究分野の関心は、フルード・スチュワードシップ、ポイントオブケア超音波、低侵襲モニタリング、急性腎障害、体外循環療法など多岐にわたる。