
Dr. Serge Chalhoub
DVM, DACVIM
カルガリー大学(カナダ)
シャルフーブ博士(Dr. Chalhoub)は、2004年にモントリオール大学獣医学部(Faculté de médecine vétérinaire, FMV)を卒業しました。その後、同大学にて1年間の小動物臨床インターンシップを修了しました。モントリオールで2年間、一般開業獣医師および救急獣医師として勤務した後、ニューヨーク市にあるアニマル・メディカル・センター(AMC)で小動物内科のレジデンシーを開始しました。2009年にレジデンシーを修了後は、AMCで初の腎臓・血液透析フェローとして勤務し、のちに常勤獣医師となりました。
2012年より、カルガリー大学獣医学部(University of Calgary’s Faculty of Veterinary Medicine, UCVM)の教員を務めており、現在は准教授(教育担当)として在籍しています。彼は、2021年および2013年にカナダ獣医師会(Canadian Veterinary Medical Association)より年間最優秀教員賞、2015年にカルガリー大学チーム最優秀教員賞、そして2017年にはCarl J. Norden優秀教育者賞を受賞しています。また、カルガリー市の社会的弱者を対象とした地域支援・実地学習プログラム(UCVM-CUPSペットヘルスクリニック)のコーディネーターも務めています。
シャルフーブ博士は、獣医ポイントオブケア超音波、腎・泌尿器医学に関する科学論文や書籍の執筆・共著も多数手がけており、これらの分野に関して世界各国で講演を行っています。2022年には、シャルフーブ博士、ソーレン・ボイセン博士(Dr. Søren Boysen)、クリス・ゴマレン博士(Dr. Kris Gommeren)との共著で『The Essentials of Veterinary Point of Care Ultrasound: Pleural Space and Lung(獣医ポイントオブケア超音波の基本:胸膜腔と肺)』を出版しています(amazon.com または Edra Publishing にて入手可能)。