top of page

Dr. Soren Boysen
DVM, DACVECC
カルガリー大学(カナダ)
「POCUS to LIVE; LIVE to POCUS(POCUSのために生き、POCUSで生きる)」——この言葉は、Søren Boysen(ソレン・ボイセン)先生のPOCUS(ポイント・オブ・ケア超音波)への情熱を端的に表している。彼は2023年に「ジャック・マラ科学功績賞(POCUSの進歩部門)」を受賞し、獣医救急集中治療超音波(VECCUS)ワーキンググループの共同創設者、獣医POCUSコンセンサス文書の共同主導者、2冊のPOCUS教科書の編集者、30本以上のPOCUS関連論文の著者としても知られ、獣医POCUS分野の世界的第一人者とされている。カナダのウェスタン獣医学大学を卒業後、アトランティック獣医大学でインターンを、タフツ大学で小動物救急・集中治療のレジデンシーを修了し、2003年にACVECC(アメリカ獣医救急集中治療専門医)に認定された。モントリオール大学では救急・集中治療部門の責任者を務め、現在はカルガリー大学の教授として教育・研究に従事している。教育・研究両面で多くの賞を受賞し、これまで30カ国以上で講演を行うなど、国際的にも高く評価されている。志を同じくする世界中の仲間とともに、専門医でない臨床医を対象とした超音波トレーニング技術や教育プログラム、ワークショップの開発・研究を継続している。彼の研究対象はPOCUSにとどまらず、救急・集中治療全般に及び、特に蘇生、出血、凝固、循環評価に強い関心を持っている。
bottom of page