POCUSハンズオン実習
本実習では、生体を使用し、救急現場で即実践可能なPoint-of-Care Ultrasound(POCUS)の技術を習得します。講師は世界で活躍するエキスパートをお迎えし、直接学ぶことができる特別な機会をご提供させていただきます。国際的なPOCUSガイドラインを策定した専門家から直接学べる、極めて貴重な実習機会です。講師は英語で解説をしますが、日本語の通訳がご利用できますのでご安心ください。参加者は以下のスキルを6時間で集中的に学びます。
【習得できる主なスキル】
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超音波プローブの適切な操作方法
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胸腔・腹腔内の液体貯留や臓器評価(FASTスキャン)
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心臓の簡易評価(VET BLUEプロトコル、B-lines確認など)
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血管アクセス支援や体表臓器の評価
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症例ベースでのスキャンの進行と判断の流れ
【なぜこの実習が特別なの?】
本講習では、POCUS分野の国際的な第一人者による対面指導を受けられます。Dr. Boysenは国際的な獣医POCUSガイドラインを策定した世界的第一人者です。
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Dr. Søren Boysen(カナダ)
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Dr. Pamela Manning(オーストラリア)
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Dr. Yu Ueda(アメリカ)
Dr. BoysenとDr. Kris Gommerenは、欧州獣医救急集中治療学会(EVECCS)内のPOCUS分科会「VECCUS」の設立メンバーであり、世界的なPOCUS教育の中心人物です。さらに、Dr. Boysen、Dr. Gommeren、Dr. Uedaは国際POCUSコンセンサスグループの主要メンバーとしても活躍中です。また、Dr. ManningはオーストラリアでPOCUS教育の普及とインストラクター育成に尽力しており、非常に豊富な教育経験を有しています。
【オンラインコースも受けるのですか?】
はい、この実習はPOCUSオンラインコースを受講されてテストをパスされた方のみが対象となります。そのため、必ずオンラインコースを受講、修了してください。